こんにちは、武です。曜日を1日勘違いしていて、アップが遅れてしまいました。大変失礼いたしました!
引きこもり仕事は祝日があると感覚が狂いますね(汗)
さて、今回は先週に引き続いてということで、2019年10月に開催した東京勉強会のプレゼン内容に触れていきたいと思います。
テーマの土台は「無料会員でも稼ぐには」というもので、何を学んでいくのが大切かという点を、基本の部分、研究が必要な部分に分けて発表させていただきました。
その内、前半部分である『基本』について、ポイントを掘り下げつつお伝えしていきますので、一緒に見ていきましょう。
※プレゼンの全体像については、前回の「ブログでアクセスを稼ぐ為の学び方【PDC勉強会振り返り】」の記事をチェックしていただければと思います
プレゼン動画とその全体像
まずは動画をシェアさせていただきますね。
動画の前半と後半で髪型が違いますが、これは途中でいつものウィッグを取って爆笑をさらうはずが、解説に熱がこもり過ぎていた為、それをすっかりと忘れて、何でもないところで取ったとだけ思っておいてください(苦笑)
さて、基本の部分ですが、PRIDEコミュニティの特典である「ヘイジ流ウェブライティング術」「ヘイジ流キーワード選定方法」であれこれと学べる中で、どこにフォーカスを当てれば良いのか。この点を中心に話をさせていただきました。
- キーワードへの需要の見抜き方
- 章分けの基本的な考え方
- 情報提供の基本
- イントロ・コンクルージョンの基本
- 効果的な文字デザインの考え方
- 最低限のワードプレスの扱い
この6つがそうした焦点を当てるべきポイントだと考えています。
それぞれ1つずつ掘り下げて解説していきますね。
キーワードへの需要の見抜き方
2語以上でGoogleトレンドのグラフが出るものを、かつ関連キーワードも活用してというキーワード選定の基本中の基本はメンバーさんのほとんどが把握されています。
それでは、そうして見つけたキーワードに対してどの様な記事を書けば良いのか。これにはそのキーワードで読者さんがどんな情報を探しているのか、つまり需要を把握することが重要なステップとなります。そこがズレてしまう方は非常に多いですね。
需要を考える際には、主に以下の2つのポイントが大切だと言えます。
- 自分自身のキーワードへのイメージ
- 検索ページでのライバル状況
ライバル状況をチェックするのが大切というのは、検索ページが言い換えれば「現状で読者さんが評価しているページ順に並んでいる」という傾向が強いから。
ここを参考にすることで、読者さんが何を調べているか、その全容が見えるんですね。
1位になっているコンテンツは当然、需要が特に強いであろうところを扱っていると思われるし、6位や7位にだけあっても、それはそれで一定の需要がある。そこをひっくるめて考えていくのが重要です。
ただし、『読者さんにピッタリの記事が存在しない』ということは多々あります。コンテンツ自体が存在しないので、Googleが検索結果に並べたくても見つけようがないみたいな形だと考えてください。
動画中では需要の広さ、狭さを土台として、自分自身がどうキーワードへのイメージを持つか。そこを中心としつつ、ライバル状況はあくまでも参考にするのが良いという話をしています。
「ウィッグ 洗い方」(動画中では「ウィッグ 洗濯」と間違えております…)
「ウィッグ 柔軟剤」
この2つのキーワードを例として出していますが、この2つの内、需要が広いのは前者の「ウィッグ 洗い方」です。
私達ウィッグ使いにとっては柔軟剤で洗うというのは基本の1手なのですが、柔軟剤での洗い方のみに絞り込んだコンテンツは「ウィッグ 柔軟剤」向きであって、「ウィッグ 洗い方」では別の考え方が必要だと思っています。
こちらでは『ウィッグのあらゆる洗い方』が網羅された記事を目指す。それが広い需要に合わせた考え方ですね。柔軟剤をウィッグを洗うのに使うことを知らない人もいれば、知っている人でも他の方法を探している可能性があるからです。
仮に、「ウィッグ 洗い方」での順位で1位2位が柔軟剤の記事で、3位の記事がシャンプーだったとしましょう。
これを見て、柔軟剤の記事を書こうとなったら、それが失敗の元になる。自分はこう考えます。柔軟剤もシャンプーも、はたまた他の洗い方も全部網羅したい。そんなキーワードなんです。
感覚的に需要の広さ狭さを見抜き、あとはライバルをチェックしつつ需要を考えていく。ここを集中的に訓練していってください。
章分けの基本的な考え方
記事を作る際には見出し分け、つまり章を作ることが必須です。見出しの無い記事は読みにくくなってしまいますし、情報もあちこちに飛びやすくなってしまいますからね。
その上で、その構成をどうするか。私たちが中心とする考えでは…
- 必ず答えから出して、それを掘り下げていく形を目指す
ここが極めて大切となってきます。
知りたいことがなかなか出てこない記事はどうしても回りくどく見えてしまいますし、それが読者さんのイライラを呼び起こします。
〇イントロダクション(書き出し)
〇メイン情報(キーワードでの質問の答えとなるもの)
小見出しが必要な場合はそれも使いつつ、その答えを掘り下げていく
〇派生情報(メインがそう長くない時に記事を盛り上げてくれるコンテンツとなるもの)
〇コンクルージョン(締め)
この形が基本形。メインの見出し(h2)が2つ以上になることもありますし、状況に応じて小見出しがメインにも派生情報にも登場することは多々あります。
ただ、流れについてはいつもほぼほぼこうした形にしていますし、添削においてもこれを目指していただいています。
情報提供の基本
特に記事において重要な情報を届ける時。
こうした際にはただその事実情報を届けるだけでなく、理由を添えることが極めて大切です。それがあってこそ、情報に納得感が出てくるものと考えましょう。
そこにプラスアルファとして、自分の意見やアイデアを添えられればなお良しですね。
前述の「ウィッグ 洗い方」において、コンテンツ内部で「シリコン入りの柔軟剤を使うのがおすすめです」といった情報が出るとしましょう。
そこでただおすすめするのではなく、それを伝えた後に、例えば…
防臭になったり、良い香りやフワフワ感を付加してくれるのが柔軟剤の役割ですが、ここにシリコン成分が入っていると、リンスを使うみたいに毛をサラサラにしてくれる効果に期待できるんですよね。
それがウィッグの悩みの種である絡まりを防止してくれるんです。
こんな感じで、なぜそれをおすすめするのか。その理由をある程度しっかりとつけてあげることが大切です。
添削ではよく「長い記事がどうしても書けない」というご相談をいただくのですが、多くの場合がこうした理由の部分を無意識に省いてしまうことが原因だったりします。
理由をどこまで掘り下げるか。そこは人によって分かれるところですが、常に情報には理由がセットであること。ここを意識しつつ、自分らしいコンテンツを目指していただきたいと考えています。
イントロ・コンクルージョンの基本
記事の書き出しであるイントロ、締めであるコンクルージョン。これらにも力を入れていくことが大切です。
特に重要なのがイントロで、ここの書き方次第で記事への読者さんの滞在時間に1分以上の差が出ると考えましょう。
イントロにおいては…
- 記事に何を書いていくか
- その記事の魅力
この両方の要素を入れていくことを意識していただければオッケーです(だいたい300~400文字程度が理想)。
前者については皆さん無意識に入れられていますが、後者については表現しきれていない記事を多々見かけます。
記事の読み始めに記事の魅力をアピール出来れば、普段はサッと記事を読もうとする読者さんにも「ちょっとじっくり読んでみようかな」という気持ちを持ってもらえる可能性が出てきます。ここが物凄く重要ですね。
前述のウィッグの洗い方関係のコンテンツだとすれば、自分ならば「長くウィッグを愛用していること」「定期的に洗っていること」「繰り返す中で洗い方のポイントが見えてきたこと」などをしっかりと出しますね。
どこの誰か分からない状態よりも、「ウィッグの愛好家であり、長くウィッグを洗ってきてコツを知っている人」であることが分かる方が記事の魅力は大きく高まると言えます。
そんな感覚で、仮に「調べてみた」タイプの情報でも、『読者さんよりもちょっとだけ先輩であること』を示す。個人的にはこれが一番簡単だと思っています。
なお、コンクルージョンについては大きくはこだわる必要はありませんが、章として用意した方が記事の歯切れがよくなります。
こちらには…
- 記事に何を書いたか(まとめ)
- 記事を書いてどう思ったか(あとがき)
この2つの要素を簡単にまとめあげましょう。
ブログは書き出しが命!イントロで読者さんをグッと惹きつけるポイントとは
効果的な文字デザインの考え方
文字装飾まではやられている方が多いです。しかし、それ以外の文字デザイン的な要素を取り入れていない方もまた多いですね。
私の指導においては、どんな記事にも…
- 箇条書き
- 囲み枠
この2つの要素が複数回登場することを目指していただく場合がほとんどです。この記事にも両方とも出てきますよね。
これらは記事を授業に例えるならば、見え方として黒板の役割をしてくれるもの。ひと目で情報の全体像が把握できるというのが黒板に近いという考え方です。
先生が喋るばかりの授業は分かりづらいもの。黒板的な要素をしっかりと取り入れて、良い授業を目指してみましょう。
ワードプレスの記事の見せ方の基本【文字をデザインするということ】
最低限のワードプレスの扱い
ドメインを契約して、サーバーに反映させ、そこにワードプレスを入れる。
これは誰もが通る道ですが、その先に、プラグインを利用したり、アドセンスを効率的に入れる、ちょっとしたデザインが出来る様になるなど、ある程度はワードプレスを扱える必要は必ず出てきます。
ただし、プロレベルまでテクニックを高めていく必要はありません。
こちらについては、PRIDEのテキストをしっかりと読みこみつつ、そこに載ってあることは出来る様になること。ここをじっくりと目指してみてください。
基本はPRIDEから学ぶ。ここを改めて意識していただければオッケーです。
と、ここまでが私の考えるウェブライティングにおける基本の中でも特に重要な部分です。
基本的には記事を何度も書き進める中で、気がつけば身に着く様なものなのですが、そこに10記事でたどり着けるのか、100記事でたどり着けるのか、はたまた300記事でたどり着けるのか。ここが大きな差となってきます。
予め、どんなポイントに意識をおいてコンテンツを作っていけば良いのかを把握して、ライティングを繰り返していくことが極めて大切ですので、しっかりとイメージしつつ作業をしていってくださいね。
次回はそうした基本とは別に、結果を出す為に絶対にやっていきたいポイントを、プレゼン記事後半として取り上げますので、合わせてチェックしていただければと思います。