WordPressでは簡単な設定で記事のタイトル下、及び記事一覧のサムネイルとなるアイキャッチ画像を表示させられます。
そうした2つの役割があるアイキャッチですが、PRIDEコミュニティでは長らく「記事タイトル下のアイキャッチ画像は非表示にしましょう」というスタンスでサポートをしていました。
ただ、最近になって条件によっては記事タイトル下アイキャッチも効果的だと感じることも多くなり、必ずしも利用することを問題視しない様になっています。
今回はそうしたアイキャッチ画像の話を進めていきたいと思います。
ただ写真を表示させるくらいなら文章を見せたい
そもそもなぜタイトル下のアイキャッチが非推奨だったかと言いますと、PRIDEコミュニティにて教えさせていただくイントロダクション(記事の書き出し)には読者さんを記事に引き込むギミックが満載だからです。
タイトル下のアイキャッチはファーストビューにドン!と構えることがほとんどであり、例えば、私自身も記事を書く時に重視する「記事の1行目」を遠くしてしまいます。
この1行目、自分の記事ではフックという役割を持たせていて、その段階で「おお、他の記事と違う」という雰囲気を出すことを狙っているんですよね。
その1行目が中々出てこない状況になりつつ、アイキャッチとして表示させる画像もフリー画像サイトからただ拾ってきただけのものである。これでは本末転倒となってしまうので、記事タイトル下にはアイキャッチ非表示を推奨していたという訳です。
もちろん、それ以外にもイントロには様々な役割を持たせますので、そう意味のない写真であればイントロを優先して読んでもらいたいといった感覚だとお考えください。
兎にも角にもイントロを読んでもらいたい。その一念ですね。
ブログは書き出しが命!イントロで読者さんをグッと惹きつけるポイントとは
ちゃんと作りこめばアイキャッチ画像にも意味を持たせられる
と、基本的には表示させることをおすすめしていない記事タイトル下のアイキャッチ画像ですが、きっちりと作りこんでいたとしたら話は別になってきます。
先ほど記事の1行目の話が出てきましたが、印象的な画像としてその1行目の役割であるフック効果を出せれば、イントロの文章の役割まで持たせられる、正に一石二鳥の存在となるでしょう。
一つの例として、今書いているこの記事用のアイキャッチ画像を作ってみました。
こちらは「そのアイキャッチ 逆効果かも!?」という言葉を読者さんを記事に引き付けるフックとして出すイメージで作成しています。
フォントを選びつつ文字入れをすれば、ファーストビューのデザイン的な華やかさに繋がりますし、更に情報も届けられる。これは間違いなくプラスに働くタイトル下のアイキャッチ画像と言えるでしょう。
ただ写真を置くだけならば反対ですが、こうして作りこむことについては大賛成。それが私の意見です。
なお、アイキャッチ画像に入れる文字列としてタイトルと同じものを選択する方が時折いらっしゃいますが、これは印象の重複となり本来の効果が発揮できませんので、別の文字列を入れることを考えましょう。
画像を文字まで入れて作りこめるならばアイキャッチ画像のタイトル下への表示は積極的に行っていきましょう。
難しいと感じる場合は、タイトル下については非表示にするのがやはり良いと思います。だいたいどのワードプレステーマにもその設定項目はありますよ~。
ちなみに、アイキャッチ画像を作りこむ方法はあれこれとありますが、私は以下のツール(サイト)が一番簡単かつ綺麗に作成できると思っています。
登録は必要ですが、手持ちのGoogleアカウントでもログイン出来ますので、大変さはありませんよ^^
使い方については「Canva アイキャッチ」等のキーワードで検索すると指南記事がたくさん出てきますので、ぜひリサーチしてみてください。このサイトでも先々お届けできればと思っています。