自分自身が記事を書く時もそうなのですが、ついつい忘れがちなのが記事に使えるYouTube動画を探すこと。
基本的に動画そのものに著作権、肖像権の問題さえなければ気楽に埋め込めるのがYouTubeのメリットですが、「話の流れで思いついたら入れよう」となりやすいんですよね。
添削をしていて突然ハッとしたのがつい最近。最近は思いつくものがあれば積極的におすすめする様にしています。
動画を再生してもらえればその分滞在時間は伸びますし、情報を展開する上でも、質を高めるのに活用出来るのがYouTube。使うチャンスがあれば使うに越したことはありません。
本日はそんなYouTubeをブログに埋め込む際のポイントについてお話ししたいと思います。
情報をよりイメージしやすくしてくれるのがYouTube
よく、画像は1000の言葉を喋るみたいな言い回しが使われますが、良い写真というのは文章以上に物を語ってくれます。そして、それよりも更に情報をイメージさせやすくするのがYouTube動画です。
例えば、「炊飯器 いらない」というキーワードを狙って記事を書くとしましょう。
当然、炊飯器なしでの生活をするメリットを中心として組み立てていくことになりますが、仮にその流れの中で鍋でご飯を炊くということに触れる。その形でYouTubeなしの例と、ありの例を見ていただきたいと思います。
■YouTubeなしの例文
鍋でご飯を炊くことには様々なメリットがありますが、個人的に何よりも捨て置けないのがその味。
特に土鍋を使うと(私は一人用のミニ土鍋を持っています)、熱伝導率と保温力からか、1粒1粒がしっかり立ったご飯が出来上がります。しかもふっくらしていますし、炊き方によっては”おこげ”を楽しめるというのも良い点ですね。
これを伝えると、私の周りの人は大体、「でも、難しいじゃん」と口にするのですが、元料理人として言わせていただくと、実は鍋炊きは決して難しいものではありません。
私が普段ご飯を炊く時は…
- お米を研いだら、吸水させる為に夏は30分、冬は60分程度水につけておく
- 給水が終わったらザルで水を切る
- 鍋にお米を入れ、分量の水を入れる(好みで給水前の米の量の1.1倍~1.2倍程度)
- 鍋を中火にかけ、沸騰を待つ(なべ底に焦げ付かない様に、最初の20秒は弱火にすることも)
- 沸騰したら弱火にして、その状態で11分待つ
- 火を止めて10分程度蒸らしたら完成
こうした作業をするだけです。
調理技術はほぼほぼ必要せず、火加減と時間だけ多少気にしておけば、それで十分においしいご飯を炊くことが出来るんですよ。
■YouTubeありの例文
鍋でご飯を炊くことには様々なメリットがありますが、個人的に何よりも捨て置けないのがその味。
特に土鍋を使うと(私は一人用のミニ土鍋を持っています)、熱伝導率と保温力からか、1粒1粒がしっかり立ったご飯が出来上がります。しかもふっくらしていますし、炊き方によっては”おこげ”を楽しめるというのも良い点ですね。
これを伝えると、私の周りの人は大体、「でも、難しいじゃん」と口にするのですが、元料理人として言わせていただくと、実は鍋炊きは決して難しいものではありません。
丁度良い動画を発見しましたので、まずはチェックしてみてください。
このとおり、特別な調理技術は必要とせず、時間と火加減さえ管理すればおいしいご飯が炊けるんですよ。
なお、こちらの動画は私的には結構細かいところにこだわっていて、自分の炊き方はもっと簡単です。基本の流れは…
- お米を研いだら、吸水させる為に夏は30分、冬は60分程度水につけておく
- 給水が終わったらザルで水を切る
- 鍋にお米を入れ、分量の水を入れる(好みで給水前の米の量の1.1倍~1.2倍程度)
- 鍋を中火にかけ、沸騰を待つ(なべ底に焦げ付かない様に、最初の20秒は弱火にすることも)
- 沸騰したら弱火にして、その状態で11分待つ
- 火を止めて10分程度蒸らしたら完成
これだけです。
最近は寿司を握るのにハマっていて、そうした時はもっと細かいところを気にするのですが、普段であればこれで十分においしいご飯が炊けますよ~。
と、例を2つ書いてみました。
どちらも情報的に知り得ることはほぼほぼ同じです。ただ、動画があった方がご飯を炊く流れはより頭に入りやすくなりませんか。
こんな感じで情報を補足するイメージで動画を活用すれば、記事に彩りも増しますし、滞在時間にも好影響があって良いとこ尽くしになります。
ただし使い方に注意点もあるのがYouTubeです
こうしてYouTubeをおすすめすると、皆さん積極的に利用してくださるのですが、動画は入れ方によっては記事の印象を悪くしてしまうこともあると言う点には注意が必要です。
一番気にしていただきたいのが、動画だけでしか情報が分からない形にしてしまうこと。
読者さんが記事を読む環境はそれぞれです。例えば混雑する電車に乗っていて、イヤホンも持っていない状況だったとしましょう。そうした時は文章を読むことは出来ますが、動画についてはどうしても視聴しづらいですよね。
そうした時に、YouTubeに情報提供の大半を任せてしまうと、結果としてこの読者さんは、記事で知り得る情報の一部しか知れないことになってしまうのです。
上の例では、動画を出しつつ、それに対してコメントをしつつも、自分の鍋炊きの方法も解説していますよね。そんなイメージであくまでも補足的に利用すること。ここが大切だと考えてください。
あ、それと、入れすぎると記事の表示速度に大きな悪影響が出ることがあります。基本的には動画は1つ2つ、多くても3つまで程度としておくのが良いでしょう。
最近のワードプレスでは、YouTubeは埋め込みタグを使わずとも、テキストエディタにURLを張り付けるだけでブログ上に表示させてくれる様になりました。
そうして気軽に使えるYouTubeを活用して、読者さんが記事に持つ印象をどんどん良くしていきましょう!