1ジャンルにおけるキーワードの広さ狭さを意識したいという話

毎日記事添削をしていると、「どうしてもキーワード選定が上手くいかない」というお悩みを伺うことがあります。

基本的にキーワードは色んなタイプのものに少しずつでも出会って知っていくこと。これを繰り返すことで色々な可能性を模索していけるもので、意気揚々と実践を続けていけば自然に選定レベルがアップするものだとは言えます。

世の中には実際のところ2語3語を複合させた形でボリュームのあるキーワードが無数にありますからね。

ただ、この考え方だといきなり選定上手になるのは難しいもの。私達の目標は常にメンバーさんの早期レベルアップですので、上にお伝えした形で突き放すということは出来ません。

その上で、まず真っ先に私が覚えていただきたいと考えているのが、キーワードを1段階、2段階と需要に合わせて広げたり狭めたりするという考え方です。

今回はそこをポイントとしてお伝えしていきたいと思いますので、一緒に見ていきましょう。

キーワードを広げたり狭めたりするという考え方とは

需要の広さというのは、言い換えれば『知りたい事の多さ』となります。

同じジャンルでも、知りたいポイントが複数に渡れば需要がより広いキーワードであり、その内何かに絞られるものであれば需要がより狭いキーワードと考えます。

■ちょっと具体的に見てみよう

私がよく使うタイプのキーワードで例をお届けしますね。と言ってもキーワードそのものをお渡しする訳にはいかないので、少しだけボカさせていただきます。

どこかのお店の商品レビューが好まれる、「〇〇 文房具」という2語のキーワードがあったとしましょう。

このキーワードに対して効果的なコンテンツを書こうとすると、文房具の中でもより限定的なもの、つまりペンとか定規、ハサミなど、様々な文房具を取り上げていく必要が出てきますよね

対して、「〇〇 ペン」「〇〇 定規」「〇〇 ハサミ」などは、知りたいものがより狭いキーワードとなり、定規であれば定規のレビューに集中することが出来ます。

※更に「〇〇 ペン」よりも「〇〇 ボールペン」とか「〇〇 シャーペン」「〇〇 万年筆」はより需要が狭くなります

これらの関係を、私は1ジャンルにおける需要の狭さ広さと考えています。

この考え方に当てはめていくと、結構色々なキーワードが発掘されるもので、それによってキーワードと出会う機会が増えやすくなってきます。

かつ、『ここまで狭くしてもグラフが出るんだ!』『さすがにここまで狭くしたらグラフが出ないか』と、ボリュームに対する感覚がより鋭くなるというメリットもありますね。

他の例や考え方については、過去の勉強会の際のプレゼンにて取り上げていますので、復習がてらチェックしてみるのもお勧めです。

※ただし2015年末の動画ですので、例になっているキーワードが健康・医療系のものであることには注意してください

狭さ広さを意識したキーワード選定に隠された最大の役割

と、ここまではキーワードにあたりをつけやすくなるというメリットについてお話しましたが、実はこの考え方は『サイト戦略を組み立てるのに大いに役立つ』という極めて大きな役割も持っています。

先ほど…

このキーワードに対して効果的なコンテンツを書こうとすると、文房具の中でもより限定的なもの、つまりペンとか定規、ハサミなど、様々な文房具を取り上げていく必要が出てきますよね。

この様にお伝えしましたよね。

そう、『〇〇 文房具』というキーワードで攻めようと思うと、必然的に様々な文房具が記事中に出てきます。しかしながら、何もかもを深く掘り下げて伝えようとすると、恐ろしく長い記事となり、読者さんが避けやすくなってしまいますので、バランスを考えながらコンテンツを作ることになります。

そこに対して、「〇〇 定規」などの個々の文房具を取り上げた記事があるとどうなるか

ずばり、内部リンクが活用しやすくなりますよね。定規についてある程度情報を書いてある章に、「もっと詳しくは別の記事で取り上げている」というタイプの誘導を考え振っていけば、内部リンク先の記事が情報を掘り下げてくれる形になってきます。

そうすることで、例えばある記事では4000文字くらいの情報量しか確保できずとも、内部リンク込みでイメージすると数万文字のコンテンツだと考えられる。そんな形に持っていけるんです。

読者さんによっては定規についてもっと知りたいかもしれない。またはハサミをもっと知りたいかもしれない。そこは様々ですが、そうした内部リンクが増えると、色んなタイプの読者さんにアプローチしてける。これが物凄く効果的です。

以前と比べて、関連記事の数ですとか、効果的な内部リンクが配置されているかなどがコンテンツSEOにおいてはより大きな要素となってきています。そこを予め戦略に組み込んでいくなれば、狭い広いを意識したキーワード選定が役立つ。

こんな風にも考えてみてください。


キーワード選定の上手い人は、他の人が思いつきづらいキーワードを多数ストックしているもの。

そうしたキーワードは多くの場合、質の面で上回ることが比較的容易な、戦いやすいキーワードだったりします。キーワード選定上手になることは、効率的なアクセスアップには絶対に欠かせません。

まずは色んなキーワードに出会うことが鍵であり、そこからイメージを定着させていく必要がありますが、ただ闇雲に色んなキーワードをチェックするのではなく、キーワードの広さ狭さを意識して、1つの事柄から様々なキーワードを導き出していきましょう。

気付けば以前よりも、より多くのキーワードを見つけられる様になるものですよ。