色んなものが売っている店内

需要の広さに合わせた記事を書くという考え方

長らく記事の添削を続けてきますと、ご依頼に記載されているキーワードとタイトルから上手く行きそうか否かというのが大体見えてきます。

特に勝負になりそうという予感がするのは「そこを攻めるの!?」と私も驚くキーワードにボリュームがあることを見つけてきたパターンなのですが、もう1点、タイトルにもある『需要の広さ(キーワードで知りたい事の多さ)に合ったタイトル付けとテーマ選びが出来ている』というポイントも存在します。

時に、物凄く自信のある情報があれば、敢えて需要の広さを無視するというのもアリなのですが、多くの場合は、需要が広いキーワードに狭い記事をぶつけるのは失敗に繋がってきます。

最近の添削で複数印象に残ったポイントですので、この機会に取り上げさせていただきますね。

真っ先に上がる例!「おすすめ」というキーワードのややこしさ

何かの方法や行動、物など、色んな言葉と組み合わせてボリュームが出やすい代表的なキーワードの1つが「おすすめ」です。

こちらのキーワード、どんな言葉と合わせてもポイントは近いのですが、読者さんが調べようとしている流れの特徴として…

  • 色んな方法や行動、物などのおすすめを知ろうとする

と言うものがあります。

根本的な需要としては「何か1つのおすすめに辿り着きたい」とはなるのですが、そこに至ろうとするまでに、複数のアイデアを求めるというのが特徴ですね。

何か1つの良いものを知っても、他のものも気になるし、比較もしたくなる。そうしたキーワードだと言えます。

その上で、私達書き手側が強くおすすめ出来る1つの事物を紹介したとしたらどうなるでしょう。

キーワードとそのテーマは間違いなく合っているとは言えます。しかしながら、読者さんはまず間違いなく他の事物を紹介している記事も見たくなる。私はこう考えます。

結果として、しっかり読んでくれはするものの、移動したいという欲が記事の弱点となってしまうのです。

複数の事柄を知りたいであろうキーワードには複数の情報をぶつける

例として出した「おすすめ」に関しては、複数の(なるべく多めの)事物を紹介する。これが鉄則だと言えます。

そこを狙うことで、読者さんは書き手が強くおすすめする何か1つだけでなく、他の選択肢も知っていける。これによって総合的な満足度が上がりますし、他サイトへと移動する理由も小さくなると言って良いでしょう。

ただ、何もかもをおすすめするというのは難しいことだし、不自然にもなりやすいです。

そうした中で、まずはおすすめする理由をハッキリと提示する。そして、その理由に沿うなどの価値を持たす形でおすすめを紹介していく。一例ですが、この様な形で記事としての精度を高めることは極めて大切だとお考えください。

■もちろんこの考え方は「おすすめ」に限ったものではない

例えば、「コンビニ お菓子」なんていうキーワードだと、何か1つのお菓子紹介の記事では役不足だと言えます。また「コンビニ 飴」なんかでも同じ。売っている飴は決して1種類だけではないですからね。

色んなキーワードにおいて、読者さんが知りたいものは最終的に1つでも、その為に色んなものを知ろうとしている。こうした状況はついてきます。

そこを見極めて、何をどう紹介するか。これを考え抜く習慣を持つことが良い記事を作る為の第一歩である。こう考えて動いてみてください。


需要の広さに合わせて、記事の広さを決める。

考え方としてはシンプルですが、実践する際には広さの判断に迷いが生じることがあります。そんな時は、読者さんが複数の何かを見ようとしているか否か。ここもポイントとして考えてみてください。

なお、需要の広いキーワードは記事作成が大変な場合が多いです。

ただ、そのキーワードを起点に一歩需要の狭いキーワードを作っていくと、内部リンク的な相性は極めて良くなりやすく、多少無理をしてもブログに置いておきたいタイプのコンテンツとなり得るキーワードだとも言えます。

例えば、先ほどの例を元にすると…

「コンビニ お菓子」
⇒「コンビニ 飴」「コンビニ チョコレート」「コンビニ ポテトチップス」「コンビニ ケーキ」etc.
⇒「コンビニ 何かのお菓子の商品名」

こんな感じで、より狭いキーワードが導き出せますよね。

※基本的に狭くすればするほどボリュームが確保しづらくなるので、最終的にはGoogleトレンドのグラフが出る等、ボリュームから判断することも大切です

お菓子の記事から、一歩狭い飴等に、また、そこから(もしくはお菓子からでも)商品名の記事へ。この内部リンクは情報を補強する形で利用するイメージがしやすく、ブログ内の導線としてはかなり優れたものだと言えます。

色々な事物を紹介する必要がある為に、書くのが面倒でためらいがちな需要の広いキーワードも、他記事と組み合わせていくことで極めて大きな価値を持つ。ここは戦略における大きなポイントで、是非とも頭に置いておいていただきたい考え方です。