先日コジコジさんの動画解説をさせていただきましたが、今回は続いてリリースさせていただいたさとしさんの対談についてあれこれと語りたいと思います。
さとしさんのこれまでのブログ運営を一言にするならば…
- PRIDEの基本をどこまでも徹底して攻め続けてきた
こちらに尽きます。
コジコジさんはPRIDEの基本を身につけてからそちらを応用しつつ昇華する形でアドセンス以外のASPを攻略することで500万円の報酬を超えられました。
対してさとしさんの場合、ASPの稼ぎもありますが、基本的にアドセンスをメインとしつつ月120万円を超えた安定報酬を得る様になりました。そして、現在もその報酬を伸ばし続けています。
ある意味ではPRIDE実践者にとっての理想像とも言える形がさとしさんの実践であり、ぜひとも皆さんにも見習っていただきたいポイントが多々あります。そうしたさとしさんのPRIDE実践について、今PRIDEを実践している方々が踏襲していくにはどうするかをテーマにあれこれとお話をしていきたいと思います。
Contents
さとしさんがPRIDEを実践する上で徹底したポイント
さとしさんご自身とも対談の後にお話をさせていただいたのですが、特に私がさとしさんの実践で効果的だったと感じているのが以下の3つのポイントです。
- 横展開をキーワードのある限り徹底的に進めていった
- ルール化したライバルチェックを怠らずに確実にこなしていった
- 1つのサイトで何があっても記事入れを続けていった
- 数百記事を外注さんを使って入れるが結果が全然ついてこない
- キーワード選定と記事の質というポイントにスポットを当てて学ぶ
- 戦えるキーワードを一気に集める
- 良い記事がどんなものかを記事を重ねていく中で感覚を凝縮させていった
冒頭でお伝えしたとおりPRIDEの基本と言える部分を逃さずに実践したのがさとしさんの特徴ですが、その中でもこれらのポイントについては他の実践者さんと比べても私の経験上大きく抜きん出ています。
さとしさんの成功の中核を成すポイントですので、ぜひ1つ1つ説明させてください。
横展開をキーワードのある限り徹底的に進めていった
横展開とは1つ記事を入れた際に、その記事と関連性の深い記事を増やしていく戦略を指します。
例えば、ダイソー関連の記事を入れたら他のダイソー関連の記事を入れるのも横展開ですし、もっと細かく組むならば、ダイソーのボールペンや定規などの記事を入れて、ダイソーの文房具記事でまとめるのも横展開です。
そうした記事になるキーワードを様々な視点で洗い出していって、出来る限り関連する記事を(内部リンクを含めて)繋いでいくこと。これがSEOにおいては極めて効果的で、私がLINEサポートでもスカイプサポートでもかなり口酸っぱくお伝えする戦略の1つです。
PRIDEではキーワードのマインドマップを組むことを解説していますが、そちらは全て横展開のための作業だとお考えください。
この横展開、サポートでお伝えすると皆さん必ず実践はされます。されるんですが、さとしさんと比べるならば『まだまだ中途半端』といった段階でほぼほぼ皆さん止められるともい言い換えられる。それくらいさとしさんは徹底した横展開を進められました。
他の人が30記事で横展開を満足しそうなところを、それこそ200記事くらい入れ込んでいく。それがさとしさんのスタイルです。例えば何かの食材をキッチンでどう鮮度を保つか。そこだけで何百記事もコンテンツを持っています(オールジャンルブログです)。
さとしさんとはよくスカイプでお話をさせていただいたのですが、私がお伝えしたイメージの数倍もの横展開イメージを持って記事を展開していった。これこそがさとしさんの成功の最大の秘訣だと思っています。
『関連するキーワードがある限り(ライバル状況を見つつ)攻め続けていく』
簡単な様でこれを実践し続けるのは大変なもの。だからこそライバルとの差別化に繋がる価値ある行動だとお考えください。
ライバルチェックを怠らずにルール化して確実にこなしていった
横展開を徹底的に進めると言っても、ライバルがひしめくジャンルでせっせと記事を増やしてしまうのは悪手です。
ライバルが強すぎれば、記事を増やしても増やしても思ったようにはアクセスは伸びない。この状態に陥ってしまい、収入も増えなければモチベーションも落ちてしまうというすさまじい悪循環にハマりこんでいきます。
そこを避ける為にライバルチェックは確実に行って、検索上位を全体として目指せると判断したキーワード群での横展開をさとしさんはしっかりと進められました。
当初は私と一緒にキーワードを検索した時に出てくるライバルのタイトルや記事の濃さ、またどんなサイトかで判断するというチェック方法を繰り返して、少しずつ攻略できるキーワードへの知見を磨かれていました。
そのベースを持ちつつ戦ったことでサイトを軌道に乗せられた。ここも大きなポイントです。
今ではライバルチェック方法を更に進化させて、さとしさん基準でキーワードを選べるようになった。これいよって更にアクセスを伸ばし続けられています。
対談音声でも話されていましたが、PRIDEでも取り入れているDA(ドメインオーソリティ)を元に、「自分のサイトよりもDAが低いか」という点をキーワード選びの土台にするようになっています。
DAをベースに考えていく方法には、通常のライバル記事のチェックに掛かっていた時間が一気に短縮され記事計画のスピードが一気に向上するのと同時に、シンプルに上位表示を狙いやすくなるというメリットがあります。
実はPRIDEにDAの考え方を導入したのは、私がさとしさんのサイトをあれこれと解析した結果だったりもして、PRIDEの進化に一役も二役も買ったのがさとしさんの存在だとも言えるんですよ。
※DAという言葉にピンとこないかたは必ずPRIDEの準備編PART2を読み込んでいただければと思います
1つのサイトで何があっても記事入れを続けていった
もしかしたらこれこそがさとしさんの最大の特徴かもしれません。
私を含むPRIDEの実践者さんは結果が出なかったら、もしくはある程度結果が出たら、新しいサイトをついつい作りがちです。
サイトが上手くいかなければ、新たなサイトでチャレンジしようというのは1つの道理ですよね。また上手くいったらいったで、これまた新しいサイトを作って新たな攻め方をしたり、新たなジャンルを特化ブログで攻めるなど、次の動きをしたくなるもの。
しかしながら、さとしさんが今稼がれているのはPRIDEを実践し始めて最初に作られたサイトでです。
確か2014年にはサイトを始められていたように思いますので、約7年間も1つのサイトをせっせと育てられていることになります。結果としてコンテンツは数百どころか4桁の記事数となり、かなりの巨大サイトとなりました。
あれこれノウハウを広げるというよりも、学んだ基本を継続していくことでノウハウを研ぎ澄ましていった。これがさとしさんのスタイルです。
最近では「サイト内のコンテンツ量」もサイト評価に大きく繋がる傾向があり、黙々と1つのサイトを育てられたことが相当な安定感に繋がっていて、対談で伺った128万円という数字も、ただピークの時の数字と言うよりは多少の増減こそあれ継続して毎月稼がれている金額だとお考えください。
右肩上がりにずっとアクセスが伸び続けるのであれば、1つのサイトのみを運営し続けるのも難しい話ではないかもしれませんね。
しかし、さとしさんのサイトは伸びる時もあれば、Googleのアルゴリズムの変化に巻き込まれてアクセスを落とすことも何度もありました。そうした中でコンテンツを入れ続けるモチベーションを持ち続けたのがさとしさんです。
私自身、次のサイト次のサイトと手を広げてしまうタイプですので、何があっても1つのサイトにこだわり続けられてきたことを実は物凄く尊敬しています。
今や売ってしまった私のインフォブインフォ(2つ目のPRIDEブログ)なんかも、黙々と続けていたらどうなっていただろうみたいなことを結構考えてしまいますからね~。
『一時的にアクセスが下がっても、良い戦略で良い記事を入れ続ければ必ず結果は出る』
これは私がサポートでお伝えすることの多い言葉なんですが、言うは易く行うは難しで、実際に継続できる方は決して多くはありません。だけど、それこそがサイトを伸ばしサイトを安定させる秘訣となる。ここはぜひ胸の内に置いておいてください。
ちなみに、稼いでいるサイトが1つと言っても、ある時期にさとしさんはもう1サイトだけサイトを作られていました。そちらもある程度順調に伸びていたのですが、YMYLに関するアルゴリズムの変化でアクセスが激減してしまったのです。
それでも記事を入れていけば…と言うのがここまでの話ではあるのですが、YMYLジャンルだけは別で、個人サイトでどれだけ記事を入れても苦戦する未来が必ず待っています。
そちらのサイトについては記事をリダイレクトで移しつつ閉鎖をされましたが、そうした決断力というのもさとしさんの特徴かもしれませんね。
さとしさんとコジコジさんの共通点
さとしさんとコジコジさんには集中力だったりモチベーションの管理能力、サイトを前へと進めていく力など、能力面で共通する点はもちろん多々あります。
ただ、ここで私がお伝えしたいのは、PRIDEの実践初期に苦労されたということも共通しているというポイントです。
お二方とも外注化を柱としつつPRIDEを実践しようとご自身の感覚で数百記事を早い段階で一気に入れられました。しかしながらアクセスが思ったように伸びず、外注費として投資した金額も回収できずに悩まれ、シルバー会員になられました。
先日のコジコジさんの対談解説記事で成長フローを箇条書きで出させていただきましたが、その内…
ここまでは学びの流れがまったく同じなのが非常に興味深い点です。
決してPRIDEコミュニティのサポートを受けなければという話をしている訳ではありません。
お伝えしたいのは、『キーワードへの理解、記事への理解のベースをある程度のところまで上げていく』という学びの作業が本当に大切だということです。
何となくでブログを実践しても苦戦するもの。これは断言できます。
感覚とか勢いで運営するのではなく、一定の質というものを意識して作業をしていく。これが本当に重要で、今PRIDEを実践する方にもぜひ徹底していただきたいと考えています。
サポートを受けずとも、検索ページにどんなサイトがあって、どんな記事が並んでいるか、その並びにどうしてなっているか。また自分が濃いと感じるコンテンツはどんなもので、反対にどんなコンテンツを読んだら薄いと感じるか。
そうしたポイントを意識しつつ市場調査をしっかりとやっていけば必ず質のベースは作れます。
記事作成にばかり目を向けるのでなく、どんなコンテンツが成功を掴んでいるか。そこをぜひとも調べ尽くしましょう。PRIDEブログに限らず、世にあるアクセスを稼いでいるサイトには必ずアクセスを集められている理由があります。
そこを最初は見抜けなくても見抜こうとし続けること。それによって必ず見えてくるものはありますよ。これをベースとしつつ戦っていくことが肝心で、徹底していけば結果は自ずとついてくるものとお考えくださいm(_ _)m
もちろん、サポートを利用することでそのベースを作る作業が圧倒的に早くなるというのは間違いない。これも断言できますけどね。