添削では中々伝えられない心構えのお話を

PRIDEコミュニティの武です。

先日の大阪勉強会はお陰様で大盛況となりました。ワードプレスの設定を始める方から、既にしっかりと稼いでいて次の展開を考えている方など、様々な段階のメンバーさんが集まりましたが、アンケートを見る限り、それぞれ何かしらのプラスを得ていただけたのではないかと思っています。

今回はビデオカメラが壊れるというハプニングもあり、プレゼンの撮影は急遽スマホでとなってしまったことだけが心残りですね^^;

メール共有サーバーのエラーから、まだ動画の共有が出来ておりませんが、ひとまずこちらに置いておきます。

■今回は戦略面を主に解説しました

キーワードの重要性と、キーワードをどう組み合わせた戦略をしていくかという流れですね。また、お時間のある時にでもチェックしてみてください。

さて、この勉強会には以前ゲスト講師として参加していただいた方が顔を出してくれたのですが、その人と後日あれこれとお話をする中で、「テクニックにこだわり過ぎる方が増えている」という印象があったというやりとりをしました。

私自身、長く悩んでいるポイントでしたし、あれこれと考える良いきっかけにもなりましたので、テクニック以外で重要な部分のお話をここでしておきたいと思います。

お金を稼ぐのが目的でも、稼ごうとしてはいけないというジレンマ

これはPRIDEコミュニティの結成当初からある話なのですが、(主に)アドセンスでお金を稼ぐことを目的にブログを運営するにしても、お金を稼ぐことに集中しすぎると、ブログが全く持って上手く立ち行かないことが多いです。

と言うのも、検索を利用する読者さんの中には…

  • 稼ごうとする臭いの強いコンテンツが嫌い

こうした感覚を持っている方が多くみられるからだとお考えください。

何となく稼ごうとしている感のあるキーワードばかりが並んでいる。記事にやたらめったら広告が多い。情報を寄せ集めただけのコンテンツに見える。その他にも稼ごうとする臭いには色々あるのですが、読者さんってかなりそうしたところに敏感です。

対して、アドセンスの魅力、また、ブログ初心者さん向けと言われることの多いその理由って、『何かを売らなくて良い』という点に集約されると思っています。

売らなくて良いから、あっちこっちに広告を入れる必要がないとか、記事を作る上で、その内容に集中できるなど、稼ぎの臭いを出来る限り排除したブログ運営が進めていける。ここがポイントなんです。

「一回お金のことを忘れてみる」という考え方

以前からそうなんですが、長く稼がれている方の傾向として、『お金を稼ぐ為に、お金を稼ごうとするのではなく、良いコンテンツを作ることに集中する』という感覚が強い場合が多いです。

どこか矛盾する考え方にも見えますよね。でも、かなり大切な考え方だとお考えください。

稼ぎたいという気持ちは、得てして読者さんから目を逸らしてしまうことに繋がります。

例えば、記事の横展開(関連記事を増やすこと)をするにしても、先に書いた記事の読者さんのことを必死に考え、その人に合わせて読んでもらえるコンテンツはどんなものだろうと悩む。そうした想いやりの感覚がモノを言ってきます。

それに対して、お金のことを考えると、そう関連度は強くないのに、言葉の被っているキーワードを選ぼうとか、別のキーワード群にすぐ移動していこうとか、そうした考えをしがちですね。

■記事内容だってそう

そして、記事そのものにおいても、そこは大切だと言えます。

もちろん、文字数ですとか、構成づくり、情報が移り変わる時の繋ぎ方や集める情報。こうしたテクニックって大切ですよ。

ただ、それらのテクニックが何のためにあるかと言えば、常に『読者さんの役に立つ為』です。

ここが頭から排除されてしまうと、その人のブログの他の記事で見た様な、一辺倒な流れでの記事を作りがち。でも、本来は読者さんの微妙な気持ちの差を読み取らないとキーワードごとの需要の違いには対応できないものです。構成は同じでも小さなところに差は出ますからね。

かつ、何としても他の人よりも良い情報を集めてやろうとか、そうした気持ちも薄まってしまう怖さもあります。

そして何より、大元にそうした想いがないと、結局テクニックが身についていかない。こうしたジレンマに陥ってしまうくらいに考えるのが良いでしょう。

絶対に忘れていけないのが、ブログを運営する以上、私たちは「物書き」であるということです。

その視点があれば、他よりも良い記事をという観点に対して必死で(最初は難しくとも)トライしていくことを重ねていけますし、オリジナリティも無意識に求める様になります。

複数の記事を展開していくことに対してだって、読み手のことを気にしながらの戦略が立てていけるでしょう。

ザックリとした感覚ゆえに、添削では中々伝えづらいポイントですし、恐らく私自身、添削フォーラムではそこを最大限に表現出来ていないと思っています。スカイプなんかはまた別ですけどね。


物書きとして良いものを作ろうとする視点がぽっかりと抜け落ちてしまっている方が増えていると感じる。そうした気持ちから、敢えて今回、そんな想いについて取り上げさせていただきました。

今回の記事を作るキッカケとなったメンバーさんの言葉なんですが…

『テレビ番組制作に例えると、視聴率を取る為のこざかしいテクニックをあからさまに散りばめたものを作ろうとするプロデューサー。そして、なんせ良いものを!ウケるものを!質の良いものを!と番組を作るプローデューサー。

このどちらが良い番組を作るかと言えば、やはり後者ではないか。そして、視聴率を追い求めるのではなく、質を追い求めることが結果的に視聴率に繋がると私は思う』

こうした例え方をされていました。

私自身、この例には納得する部分が多いです。

もちろん、キーワードに関して言えば(時に度外視することはあれど)ボリュームを気にしながら選んでいく必要はありますよ

ただ、そのキーワードに対してより読者さんの役に立とうとする姿勢。そこには稼ごうとする感覚からでは求められない質が必ず存在します。

読者さんの求めるものに対してのパッションを持ち続ける。説教っぽくなってしまうので、あまり口にすることはありませんが、そうした感覚もぜひ追い求めていっていただきたいと常々考えています

自分のブログ運営では、もしかしたら一番こだわっているポイントかもしれません。

※来週はPRIDEコミュニティがGWでお休みとなりますので、このブログの更新も再来週とさせていただきますm(_ _)m

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