AIを使って記事を作ると聞くと、「AIに本文を書いてもらうこと」をイメージする方が多いかもしれません。
しかし、記事作成で本当に大切なのは、本文を書く前の戦略です。
どのキーワードを狙うのか。
どんな読者に向けて書くのか。
読者は何に悩んでいて、記事を読んだあとにどんな状態になればよいのか。
競合記事と比べて、どのような切り口で記事を作るのか。
この部分が曖昧なまま本文を書き始めると、AIを使っても読者に刺さりにくい記事になってしまいます。
このマニュアルでは、ChatGPTやClaudeなどの生成AIを活用しながら、記事戦略の作成、構成作成、初稿作成、ブラッシュアップ、差別化、ファクトチェック、横展開まで進める流れを解説します。
いきなり記事本文を書かせるのではなく、まずは全体の流れを理解し、必要な工程を順番に進めていきましょう。
Contents
更新情報
まずはすぐに実践に移れるよう、最低限の情報からスタートしています。
ページの追加、動画の追加など、積極更新していきますので、完全に完成するまではしばらくお時間を頂戴します。
なお、AI会員さんは「こんな情報がほしい」など積極的にフィードバックをLINEでお送りいただければ、できるかぎり反映していきます。
各マニュアル一覧
このページでは全体の流れを紹介していきますが、実際の作業では、各マニュアルを見ながら1つずつ進めていきましょう。
| マニュアル | 内容 |
|---|---|
| AIを利用した戦略作成方法(Ubersuggestのエラーのため追って制作します) | ChatGPTとUbersuggestを使ってキーワード計画を整えます(先月のウェビナーをまずは参考にしてください) |
| AIを利用した構成作成方法 | キーワードや戦略をもとに、ChatGPTやClaudeを使って記事構成を作る方法を解説します。 |
| AIを利用した記事執筆方法 | 完成した構成をもとに、AIで初稿を作成し、本文を整えていく方法を解説します。 |
| Claude Codeを活用して一気通貫で横展開をする必殺技 | ベース記事やルールをもとに、複数記事を効率よく横展開する上級者向けの方法を解説します。 |
最後の「Claude Codeを活用して一気通貫で横展開をする必殺技」については、一定の質以上の記事をベースにする必要があるので、まずはこだわりの記事を作成することを目指してください。
利用するAI
PRIDEコミュニティのAIマニュアルでは、基本的に以下のAI・ツールを使う前提で進めます。
| ツール | 主な用途 |
|---|---|
| ChatGPT | 戦略整理、構成作成、本文作成、リライト、チェック |
| Claude | 長文整理、構成改善、本文作成、表現調整、横展開 |
| Ubersuggest | キーワード調査、検索ボリューム確認、競合調査 |
基本は、ChatGPTとClaude、Ubersuggestを組み合わせて使います。
ChatGPTは、記事戦略の整理、構成作成、本文作成、リライトなど、記事作成全体で使いやすいAIです。
Claudeは、長文の整理や自然な文章作成に向いています。
また、Claude Codeを活用すれば、複数記事の横展開にも使いやすくなります。
Ubersuggestは、キーワード調査や検索ボリューム確認、競合サイトの分析に使います。
AIだけでは、実際に検索されているキーワードかどうかを正確に判断しにくいため、Ubersuggestで数字を確認しながら戦略を立てることが大切です。
必要な経費の目安
AIを使って記事作成を効率化するには、一定のツール費用がかかります。
無料版でも一部の作業はできますが、このマニュアルに沿って安定して記事作成を進める場合は、有料プランの利用をおすすめします。
| ツール | 推奨プラン | 月額の目安 | 補足 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | Plusプラン | 20ドル(日本円のレートは支払い時のもの) | 戦略整理・構成作成・記事作成の中心として使用 |
| Claude | Proプラン | 20ドル(日本円のレートは支払い時のもの) | 長文整理・本文作成・横展開で使用 |
| Ubersuggest | 月額4,599円のプラン | 4,599円 | 戦略作成時のみ有料化で基本的にはOK |
※料金は2026年6月時点でのものです
料金は変更される可能性があるため、契約時には必ず各サービスの公式ページや契約画面で最新情報を確認してください。
基本パターン:ChatGPT+Claude+Ubersuggest
もっとも標準的な組み合わせです。
戦略作成から構成作成、本文作成、リライト、チェック、横展開まで幅広く対応できます。
ChatGPTは、戦略整理や構成作成、プロンプトに沿った作業に使いやすいAIです。
Claudeは、長文の整理や自然な文章作成、複数情報の読み込みに向いています。
また、Claude Codeを活用した横展開まで進めたい方は、Claudeも使える状態にしておくとスムーズです。
複数記事を効率よく作成したい方や、記事群をまとめて展開したい方は、この組み合わせを基本にするとよいでしょう。
まずは最低限でパターン:ChatGPT+Ubersuggest
もっともシンプルに始めやすい組み合わせです。
ChatGPTで記事戦略の整理、構成作成、本文作成、リライト、チェックを行い、Ubersuggestでキーワード調査や検索ボリューム、競合状況を確認します。
Claudeを使わない分、必要なツールを少なくできるため、AI初心者の方でも始めやすい方法です。
この組み合わせでも、キーワード選定、読者像の整理、記事構成の作成、本文の下書き作成までは十分に対応できます。
そのため、まずはAIを使った記事作成に慣れたい方は、ChatGPT+Ubersuggestから始めても問題ありません。
一方で、Claudeを使わない場合、長文の整理や複数記事の横展開、一気通貫での半自動化はやや難しくなります。
特に、Claude Codeを活用した横展開や、複数記事をまとめて効率化する方法まで進めたい場合は、Claudeも利用できる状態にしておくとスムーズです。
まずは最低限の構成としてChatGPT+Ubersuggestで記事作成に慣れ、必要に応じてClaudeを追加する流れがおすすめです。
なお、Ubersuggestは主にキーワード調査や競合調査に使います。
そのため、毎月ずっと契約し続ける必要はありません。
たとえば、月初にまとめてキーワード調査や記事戦略を作成し、その期間だけ有料プランを利用する方法もあります。
記事執筆やリライトの段階では、ChatGPTやClaudeだけで進められる作業も多いため、Ubersuggestは必要なタイミングで使うと費用を抑えやすくなります。
AIを活用した記事作成の基本手順
AIを活用して記事を作るときは、いきなり本文を書かせるのではなく、順番に作業を進めることが大切です。
PRIDEコミュニティでは、以下の流れを基本にして記事作成を進めます。
- 戦略を立てる
- 記事計画を立てる
- 構成を作成する
- 初稿を作成する
- 初稿をブラッシュアップする
- 差別化要素を入れる
- ファクトチェックをする
- 一気に横展開を進める
それぞれの工程でAIに任せる部分と、人が判断する部分を分けることで、作業効率と記事品質の両方を高めやすくなります。
1つ1つ解説していきます。なお、それぞれ個別の(より詳しい)マニュアルページを用意していますので、このトップページは全体像を掴むのに利用してください。
STEP1:戦略を立てる
まずは、記事を書く前にキーワードを集め、どの方向性でサイトを伸ばしていくかを考えます。
PRIDEコミュニティでは、最初に「サイトチェックチャレンジ」を行います。
サイトチェックチャレンジとは、Ubersuggestを使って、DAが1桁のサイトを解析し、検索ボリューム1,900以上のキーワードをストックしていく作業です。
DAとは、ドメインの強さを示す指標のことです。
DAが高いサイトばかりが上位表示されているキーワードは、初心者が狙っても上位表示が難しいことがあります。
一方で、DAが1桁のサイトでも上位表示できているキーワードは、個人サイトや初心者サイトでも狙える可能性があります。
そのため、まずはUbersuggestを使って、以下のようなキーワードを探します。
- DA1桁のサイトが上位表示している
- 検索ボリュームが1,900以上ある
- 自分のサイトジャンルに近い
- 読者の悩みが明確である
- 記事として書きやすそうだと感じる
キーワードを集めたら、その中から自分に合うと感じるキーワードを選びます。
その後、ChatGPTのUbersuggestアプリを使って、選んだキーワードの戦略を作成していきます。
ここでは、検索ボリュームや競合状況だけでなく、読者の悩み、記事の切り口、収益導線、関連キーワードなども整理します。
AIに戦略作成を補助してもらうことで、「なんとなく書く」のではなく、狙いを持って記事作成に進めるようになります。
STEP2:記事計画を立てる
キーワードが集まったら、次に記事計画を立てます。
記事計画とは、集めたキーワードをどの順番で書いていくかを決める作業です。
キーワードをたくさん集めても、思いついた順に記事を書いてしまうと、サイト全体の流れがバラバラになりやすくなります。
そのため、スプレッドシートにキーワードをまとめ、優先順位をつけて管理します。
スプレッドシートには、以下のような項目を入れると整理しやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キーワード | 狙う検索キーワード |
| 検索ボリューム | Ubersuggestで確認した月間検索数 |
| 競合の強さ | PRIDEの☆や♢で整理 |
| 想定読者 | どんな人が検索するか |
| 記事の役割 | 集客記事・収益記事・内部リンク用記事など |
| 優先度 | 先に書くべきか、後回しでよいか |
| ステータス | 未着手・構成中・執筆中・公開済みなど |
記事計画を立てることで、1記事ごとの作業だけでなく、サイト全体の方向性も見えやすくなります。
STEP3:構成を作成する
記事計画ができたら、次に記事構成を作成します。
構成作成では、ChatGPTとClaudeを組み合わせて使います(ChatGPTのみも可能)。
この段階では、単に見出しを作るだけではありません。
記事の質を高めるために、以下の情報を整理しながら構成を作ります。
- ライバルサイトの記事の解析
- ペルソナの設定
- 記事のゴール
- 顕在需要
- 潜在需要
- サジェストワード
- 関連キーワード
- AI Overviewの文面
- 入れるべき内容
- 入れなくてもよい内容
- 差別化できる切り口
ライバルサイトの記事を確認することで、上位記事に共通して入っている内容や、不足している内容を把握できます。
また、ペルソナや記事のゴールを整理しておくことで、読者にとって必要な情報を外しにくくなります。
構成作成では、AIに見出し案を出してもらうだけでなく、人の目で「この流れで読者の悩みが解決するか」を確認することが大切です。
構成の段階で記事の軸が固まっていれば、本文作成もスムーズに進みます。
STEP4:初稿を作成する
構成が完成したら、Claudeを使える人はClaudeで、使えない人はChatGPTを使って初稿を作成します。
このとき、いきなり記事全文を書かせるのではなく、まずは各章にどのような情報を入れるべきかを確認させます。
たとえば、以下のような内容を整理してもらいます。
- 各h2に入れるべき情報
- 各h3で説明する内容
- 読者に伝えるべき具体例
- 公的リンクとして使える情報
- 公式サイトや一次情報として確認すべき情報
- 内部リンクとしてつなげられる記事
内部リンクリストがある場合は、AIに渡しておくと便利です。
どの章からどの記事へ内部リンクを設置すると自然かを考えてもらえるため、記事単体だけでなく、サイト全体の回遊も意識しやすくなります。
その後、本文を執筆していきます。
このときのポイントは、書き出しとh2を必ず1つずつ執筆させることです。
一気に全文を書かせると、文章の質が落ちたり、同じ主張が繰り返されたり、見出しと本文がズレたりすることがあります。
1章ずつ確認しながら進めることで、読みやすく、修正しやすい初稿を作りやすくなります。
STEP5:初稿をブラッシュアップする
初稿ができたら、ChatGPTを使ってブラッシュアップします。
AIで作成した初稿は、そのままだと文章が単調になったり、説明が文章だけで続いたりすることがあります。
そこで、箇条書きや表を入れることを意識しながらChatGPTにリライトさせます(GPTsを作っておくと便利です)。
特に、以下のような箇所はブラッシュアップの対象です。
- 文章が長く続いている箇所
- 比較したほうがわかりやすい箇所
- 手順として整理できる箇所
- 注意点をまとめたほうがよい箇所
- 読者が流し読みしそうな箇所
- 同じ主張が繰り返されている箇所
表や箇条書きを適切に入れることで、記事の見た目が整い、読者も内容を理解しやすくなります。
この工程を入れることで、初稿の質と見え方を大きく改善できます。
STEP6:差別化要素を入れる
初稿を整えたら、次に差別化要素を入れていきます。
SEO記事では、上位記事と同じような内容をまとめるだけでは不十分です。
読者にとって役立つ情報を押さえたうえで、そのブログならではの見せ方や切り口を加えることが大切です。
個人ブログの場合は、運営者の興味や得意分野を活かした差別化がしやすいです。
たとえば、以下のような方法があります。
- 歴史ブログであれば、偉人ごとのAIキャラクターを登場させる
- 旅行ブログであれば、旅慣れた案内人キャラクターに補足してもらう
- ガジェットブログであれば、初心者目線のキャラクターと詳しい人のキャラクターを会話させる
- 子育てブログであれば、親目線の悩みと子ども目線の反応を入れる
- 料理ブログであれば、時短重視の人、節約重視の人、健康重視の人などの視点を使い分ける
- 趣味ブログであれば、初心者キャラクターとベテランキャラクターの掛け合いを入れる
たとえば、偉人をキーワードにした歴史記事であれば、それぞれの偉人AIを登場させることで、他の記事にはない独自性を出しやすくなります。
坂本龍馬の記事なら坂本龍馬AI、織田信長の記事なら織田信長AIのように、その人物らしい視点で補足コメントを入れるイメージです。
ただし、キャラクターを使う場合は、事実と創作を混同しないように注意が必要です。
歴史上の人物AIの発言は、あくまで記事をわかりやすくするための演出です。
実際の発言や史実として見せるのではなく、「もし本人が現代の読者に説明するなら」という補助的な見せ方にしましょう。
また、ChatGPTを使えば、記事内に入れる図解も作成できます。
特に以下のような内容は、図解にすると読者に伝わりやすくなります。
- 作業の流れ
- 判断基準
- 比較表
- 注意点
- チェックリスト
- 記事全体の要点
- 人物関係図
- 年表
- 初心者向けの要点整理
記事の内容に合わせて、3〜6枚程度の図解を入れるのも有効です。
文章だけで説明するよりも、読者の理解を助けやすくなり、記事全体の見た目も整います。
STEP7:ファクトチェックをする
差別化要素を入れたあとは、記事のファクトチェックを行います。
AIで作成した記事は、読みやすく整っていても、情報が古かったり、事実と異なる内容が含まれていたりする可能性があります。
特に以下のような情報は、公開前に必ず確認しましょう。
- 数値やデータ
- 年号や日付
- 人物の経歴
- 歴史上の出来事
- 企業名やサービス名
- 料金やプラン
- 法律や制度
- 医療・金融など読者の判断に影響する情報
- 引用元や参考情報が必要な説明
ファクトチェックには、ChatGPTのDeep researchを活用できます。
Deep researchは、通常のチャットよりも複数の情報源を調査しながら、記事内の内容が正しいかを確認しやすい機能です。
使い方としては、完成した記事本文をChatGPTに貼り付け、Deep researchで事実確認を依頼します。
記事が長い場合は、全文を一度に貼り付けるのではなく、章ごとに分けて確認しても構いません。
Deep researchの結果が返ってきたら、指摘内容をそのまま反映するのではなく、必ず引用元や参考情報を確認しましょう。
AIの指摘が正しいとは限らないため、最終的には人の目で見て判断することが大切です。
ファクトチェック後は、以下のような修正を行います。
- 間違っている情報を修正する
- 古い情報を最新情報に直す
- 断定しすぎている表現を調整する
- 根拠が必要な箇所に参考リンクを入れる
- 誤解を招きそうな表現を補足する
- 創作要素と事実情報を分けて見せる
この工程を入れることで、AI記事の弱点である「もっともらしいけれど間違っている情報」を減らしやすくなります。
STEP8:一気に横展開を進める
最後に、Claude Codeを活用して記事の横展開を進めます(ChatGPTのみの方はここは不可となります)。
ベースとなる記事、構成ルール、執筆ルール、内部リンク方針などをしっかり設定できれば、同じ型で複数記事を効率よく作成できるようになります。
うまく仕組み化できれば、1記事あたりの作業時間を大きく短縮することも可能です。
ただし、横展開では注意も必要です。
同じ型で記事を作ると、内容が似すぎたり、文章がテンプレート的になったりすることがあります。
そのため、Claude Codeで横展開する場合も、以下の確認は必ず行いましょう。
- キーワードごとに検索意図が違っているか
- 記事ごとの読者像が明確か
- 本文が似すぎていないか
- その記事ならではの具体例が入っているか
- 内部リンクが自然につながっているか
- 事実確認が必要な情報を確認したか
- 最後に人の目で読んで違和感がないか
Claude Codeは、記事作成を大きく効率化できる強力な方法です。
ただし、最初から使いこなそうとする必要はありません。
まずは、戦略作成、記事計画、構成作成、初稿作成、ブラッシュアップ、差別化、ファクトチェックまでの基本を身につけましょう。
そのうえで、記事作成に慣れてきた方は、Claude Codeを使った横展開に進むとスムーズです。