記事構成が完成したら、次におこなうのが記事本文の執筆です。
AIを使えば、構成をもとに短時間で初稿を作成できます。
ただし、構成をそのまま渡して「記事を書いてください」と依頼するだけでは、内容が薄くなったり、文章が単調になったり、内部リンクや公的ソースの使い方が不自然になったりすることがあります。
そこで大切なのが、いきなり本文を書かせるのではなく、まず各章に入れる情報を整理してから執筆に入ることです。
このページでは、ClaudeまたはChatGPTを使って初稿を作成し、その後ChatGPTのリライト用GPTsで記事の質を高める流れを解説します。
基本的にはClaudeを使った流れを紹介しますが、ChatGPTでも作業は可能です。Claudeが使えない場合は、ChatGPTの同じチャット内で構成の読み込み、執筆準備、初稿作成まで続けて進めてください。
Contents
AIを利用した記事執筆の基本的な流れ
AIを利用した記事執筆は、以下の流れで進めます。
- 構成をClaudeに送り、執筆準備をする
- 同じチャットで初稿の執筆を開始する
- h2ごとに初稿を作成する
- Googleドキュメントに初稿をまとめる
- ChatGPTのリライト用GPTsで初稿を調整する
- 必要に応じて図解を作成する
- Deep Researchでファクトチェックをする
- 誤字脱字チェックをする
- WordPressに入稿する
AIで初稿を作るときに大切なのは、一気に全文を書かせすぎないことです。
長文をまとめて作成させると、後半にいくほど文章の質が落ちたり、同じ言い回しが増えたり、構成と本文のズレが出やすくなります。
そのため、基本はh2ごとに区切って執筆し、必要に応じて「続けて」と入力しながら次の章へ進める形がおすすめです。
初稿制作の流れ
まずは、完成した構成をもとに初稿を作成します。
初稿制作では、いきなり本文を書かせるのではなく、先に各章へ入れるべき情報を整理します。
この準備をしておくことで、本文の抜け漏れを防ぎやすくなり、公的ソースや内部リンクも自然に入れやすくなります。
STEP1:構成をClaudeに送って執筆準備をする
まずは、完成した構成をClaudeに送ります。
このときは、構成作成時にスクレイピング情報の引き継ぎ書を送ったチャットを使うのがおすすめです。
同じチャットで進めることで、上位記事の傾向や読者ニーズを踏まえた状態で執筆準備ができます。
ChatGPTで進める場合も、同じように構成と前提情報を渡してから作業を進めてください。
ここでは、各章に入れるべき情報、公的ソースとして使えそうな情報、内部リンクとして使えそうな記事を表にまとめてもらいます。
内部リンクとして使える記事一覧がある場合は、スプレッドシートなどからコピーして貼り付けるか、ファイルとして送ります。
以下の構成に対して、各章に入れるべき情報の概要をまとめて表にしてください。
必要に応じて、参考にできる公的ソースや公式情報も示してください。
なお、内部リンクは基本的にh2、h3の最後に誘導文と一緒に入れます。
1か所につき最大3個まで入れられますが、無理に3つ入れる必要はありません。
内部リンクとして使える可能性のある記事一覧も渡すので、使えるものがあれば表に入れてください。
【構成】
ここに完成した構成を貼り付ける
【内部リンクとして使える可能性のある記事一覧】
ここに記事一覧を貼り付ける
※内部リンク一覧がない場合は、この項目は空欄で構いません。
【表に入れてほしい項目】
・見出し
・その章で入れるべき情報
・読者に伝えるべきポイント
・必要に応じて使える公的ソース、公式情報
・内部リンクとして使えそうな記事
・内部リンクを入れる場合の誘導文の方向性
・執筆時の注意点
この表は、本文作成の設計図になります。
特に、公的ソースや内部リンクの候補を先に整理しておくと、あとから記事全体を見直すときに作業が楽になります。
STEP2:同じチャットで初稿の執筆を開始する
執筆準備の表ができたら、同じチャットで初稿の執筆を始めます。
このとき、AIに任せきりにするのではなく、文章ルールや執筆の進め方を明確に伝えることが大切です。
以下のプロンプトでは、SEO記事として読みやすくするために、箇条書きや表の使用、内部リンク、公的ソース、文章表現のルールなどをまとめて指定しています。
なお、もともとのプロンプトでは「転職SEOライター」としていましたが、会員さんが使いやすいように「指定ジャンルに強いSEOライター」という形に調整しています。
転職ジャンルで使う場合は「転職SEOライター」、英語学習なら「英語学習に強いSEOライター」、歴史ブログなら「歴史記事に強いSEOライター」のように置き換えてください。
ここまでで作成した構成と詳細情報に合わせて、記事を作成してください。
h2からh3に移行する際には、必ずh3の言葉を反映させた箇条書きを作成し、記事の流れを分かりやすくしてください。
また、状況に応じて、各章内で重要な情報を表か箇条書きにして出してください。
ただし、すべての章に必ず箇条書きや表を入れる必要はありません。読者にとって分かりやすくなる場合に使ってください。
【文章ルール】
・体言止めは禁止
・カッコを使う場合は半角にしてください
・「あなた」ではなく「自分」としてください
・情報は基本的に「結論」→「掘り下げ(理由など)」→「補足」→「結論まとめ」の流れで書いてください
・ただし、「結論からいうと」「結論としては」などの言い回しは避けてください
・各章で似た形の言い回しを繰り返さないでください
・読みやすく自然な日本語にしてください
・同じ主張を何度も繰り返さないでください
【外部リンクについて】
状況に応じて、SEO目的の外部リンクとして公的ソースや公式情報を利用したいです。
ただし、多すぎてはいけません。
また、リンクを入れるだけでは入稿時に反映させられないため、近くに必ずURLも置いてください。
【内部リンクについて】
内部リンクについては、以下の形で置いてください。
誘導文
URL
【執筆の進め方】
長文を一気に作成するとクオリティが落ちやすいため、h2ごとに執筆してください。
1つのh2を書き終えたら、そこで一度止めてください。
「続けて」と入力したら、次のh2の執筆をお願いします。
まずは、書き出しと最初のh2の執筆をしてください。
このプロンプトを使うと、書き出しと最初のh2から執筆が始まります。
以降は、内容を確認しながら「続けて」と入力して、次のh2へ進めます。
STEP3:h2ごとに初稿を作成する
初稿作成では、h2ごとに区切って執筆するのがおすすめです。
AIに記事全文を一括で作らせると、以下のような問題が起きやすくなります。
- 後半の文章が薄くなる
- 同じ言い回しが増える
- 見出しと本文の内容がズレる
- 内部リンクの入れ方が雑になる
- 公的ソースや公式情報の扱いが不自然になる
- 表や箇条書きの使い方が偏る
そのため、基本はh2ごとに執筆して、章ごとに確認しながら進めます。
Claudeの場合は、内部的にh2ごとに区切りながら、一括で執筆してもらえる場合もあります。
一括で出してほしい場合は、以下のように相談してみてください。
ただ、h2ごとに区切らないとクオリティが落ちてしまうのが気になります。
内部ではh2ごとに区切って品質を確認しながら進めつつ、最終的な出力は一括で出すことは可能でしょうか。
ただし、慣れないうちはh2ごとに確認しながら進めるほうが安全です。
即時リライトの流れ
初稿が完成したら、ChatGPTを使って即時リライトをおこないます。
ここは記事の品質を大きく高める重要な工程です。私がクライアントワークにてレッドオーシャンサイトで1位を高頻度で獲得できているのは、このChatGPTでのリライトが特に大きな理由となっています。
初稿の段階では、情報が入っていても、読みにくかったり、見た目が単調だったり、表や箇条書きが不足していたりすることがあります。
そこで、初稿をGoogleドキュメントにまとめたうえで、ChatGPTのリライト用GPTsを使って調整します。
リライト用GPTsはこちらです。
https://chatgpt.com/g/g-6a421d6f049c8191a4765ed60edf3db4-pridekomiyuniteiyong-riraitogpts
STEP1:初稿をGoogleドキュメントにまとめる
まずは、ClaudeまたはChatGPTで作成した初稿をGoogleドキュメントにまとめます。
h2ごとに出力している場合は、すべての章を順番に貼り付けて、1本の記事として読める状態にします。
この段階では、細かい表現を完璧に整える必要はありません。
まずは、記事全体を1つのドキュメントにまとめることを優先します。
STEP2:リライト用GPTsに初稿を送る
Googleドキュメントに初稿をまとめたら、全文をコピーしてリライト用GPTsに送ります。
最初に送る目的は、GPTsに記事全体の構成と内容を把握してもらうことです。
いきなり一部分だけをリライトさせるのではなく、まず全体像を読み込ませましょう。
以降、h2ごとに調整を進めてもらいます。
まだリライトは開始しないでください。
【初稿】
ここに初稿全文を貼り付ける
最初は、箇条書きや表がうまく表示されないことがあります。
h2ごとに執筆する流れなので、h3の中に箇条書きや表がほとんど出てこない場合は、追加で以下のように指示します。
ただし、表と箇条書きの両方を無理に入れる必要はありません。
流れを見て、読者にとって分かりやすくなるものを活用してください。
うまく出始めたら、以降はそのままリライトを進めても問題ありません。
STEP3:書き出しとh2ごとにリライトする
初稿全体を読み込ませたら、書き出しから順番にリライトしていきます。
最初に全文を送っていますが、都度リライトする箇所はコピーして再度送ります。
このやり方にすると、GPTsが対象範囲を把握しやすくなり、不要な部分まで書き換えてしまうリスクを減らせます。
読者にとって分かりやすく、自然に読み進められる形に整えてください。
必要に応じて、表や箇条書きを使ってください。
ただし、表と箇条書きを無理に入れる必要はありません。
内容の流れに合わせて、最も分かりやすい形にしてください。
【リライトする箇所】
ここにリライトする箇所を貼り付ける
リライトされた内容は、Googleドキュメントの該当箇所へコピペで反映させます。
以降も、h2ごとに同じ流れでリライトを進めます。
図解を作成する
リライトが進んだら、必要に応じて記事内に図解を入れます。
リライト用GPTsには、図解を入れる箇所があれば指示する要件が入っています。
図解があると、読者が内容を理解しやすくなり、記事全体の見た目も整います。
特に、以下のような内容は図解と相性がよいです。
- 手順の流れ
- 比較表
- 判断基準
- 注意点
- チェックリスト
- 全体像の整理
- 人物関係図
- 時系列の流れ
STEP1:図解案を掘り下げる
記事中で図解指示が出たら、まずどのような図解がよいかを掘り下げます。
いきなり画像を作るのではなく、先に図解の方向性を確認しましょう。
まずは、どのような図解がよいか掘り下げてください。
以下の観点で整理してください。
・図解を入れる目的
・読者に伝えたいこと
・図解の構成案
・入れるべき文言
・不要な文言
・スマホでも読みやすくするための注意点
・横長画像にする場合の見せ方
図解案が出てきたら、内容を確認します。
直したい箇所があれば、ChatGPTに追加で指示しましょう。
STEP2:図解を1枚ずつ作成する
図解案に問題がなければ、1枚ずつ画像を作成します。
複数枚を一気に作ろうとすると、文字量が多くなったり、デザインが崩れたりすることがあります。
そのため、1枚ずつ確認しながら進めるのがおすすめです。
1枚ずつ作成してください。
スマホでも読みやすいように、文字量は少なめにし、余白をしっかり取ってください。
小さい文字や細かすぎる注釈は避けてください。
完成した図解は、記事内の該当箇所へ挿入します。
ファクトチェックを掛ける
リライトと図解作成が終わったら、記事のファクトチェックをおこないます。
AIで作成した記事は、読みやすく整っていても、情報が古かったり、事実と異なる内容が含まれていたりする可能性があります。
特に以下の情報は、公開前に必ず確認しましょう。
- 数値やデータ
- 年号や日付
- 人物の経歴
- 歴史上の出来事
- 企業名やサービス名
- 料金やプラン
- 法律や制度
- 医療・金融など読者の判断に影響する情報
- 引用元や参考情報が必要な説明
ファクトチェックには、ChatGPTのDeep Research機能を使います。
完成した記事情報を貼り付け、事実と異なる箇所や古い情報、確認が必要な表現を洗い出してもらいます。
事実と異なる可能性がある箇所、情報が古い可能性がある箇所、根拠が弱い箇所、表現を調整したほうがよい箇所を洗い出してください。
可能であれば、確認に使える公式情報や公的ソースも示してください。
【記事情報】
ここに記事全文を貼り付ける
ファクトチェックの結果が出たら、指摘内容を確認し、必要に応じて記事を修正します。
ただし、AIの指摘が必ず正しいとは限りません。
重要な情報については、提示されたリンクや公的ソースを自分でも確認しましょう。
誤字脱字チェックを掛ける
ファクトチェックが終わったら、最後に誤字脱字チェックをおこないます。
誤字脱字や表記ゆれが残っていると、記事の信頼感が下がってしまいます。
特にAIで作成した記事では、同じ言葉の表記が章ごとに揺れていたり、自然に見えて細かい日本語が不自然だったりすることがあります。
誤字脱字チェックには、以下のGPTsを使います。
https://chatgpt.com/g/g-691534d844f48191b92878e76b61a15c-wu-zi-tuo-zi-tietuku
記事全文を送って、誤字脱字、表記ゆれ、不自然な表現を確認してもらいましょう。
誤字脱字、表記ゆれ、不自然な日本語、文法的に気になる箇所を洗い出してください。
修正案もあわせて提示してください。
【記事本文】
ここに記事全文を貼り付ける
指摘内容を確認し、必要な箇所だけ修正します。
すべての提案をそのまま採用する必要はありません。
記事のトーンや意図に合うかを見ながら、必要な修正を反映させましょう。
WordPressに入稿する
記事のリライト、図解作成、ファクトチェック、誤字脱字チェックが終わったら、WordPressに入稿します。
GPTsは基本的に、ビジュアルエディタやブロックエディタに反映しやすい形で作っています。
そのため、WordPressのビジュアルエディタやブロックエディタを使っている場合は、そのまま貼り付けて調整しやすいはずです。
一方で、テキストエディタをメインで使う場合は、HTMLタグの出し方や装飾ルールを合わせる必要があります。
その場合は、自分用のGPTsを作るのがおすすめです。
AI会員さんは、必要に応じてサポートで対応します。
入稿時には、以下の点を確認しましょう。
- h2、h3のタグが正しく入っているか
- 表や箇条書きが崩れていないか
- 内部リンクが正しく設置されているか
- 外部リンクのURLが抜けていないか
- 図解が適切な位置に入っているか
- 画像のalt設定ができているか
- スマホで読みにくい箇所がないか
- メモ書きやAIへの指示文が残っていないか
特に、AIへの指示文やURLメモが本文中に残っていないかは必ず確認してください。
入稿後は、プレビューで全体を確認し、読者が自然に読み進められる状態になっているかを見てから公開しましょう。